前回、深蒸し茶(菊川茶)を使って実験しました。
前回の記事はこちら
深蒸し煎茶で実験
今回は、普通蒸し煎茶(宇布乃園:駿河)を使っての実験です。
駿河 100g 500円 グレードは普段使いのお茶です。
室温5℃
お茶10g
湯 73℃
急須 350ml
① シルバー水筒
お茶の葉を急須へ入れ、お湯350ml注ぐ。
1分待ってから水筒へ注ぐ。
水筒のふたを開けておき、冷めたら(60℃)
ふたを閉める。
② 赤い水筒
お茶の葉を急須へ入れ、
水30ml(ひたひた)注ぎ10分待つ。
さらに水100ml+お湯220ml(65℃)注ぎ
すぐに水筒へ注ぐ。

注ぎたて

②のじっくり淹れた方は、少し緑がかったきれいな
山吹色で、濃度感があります。
味は、飲んだ後に甘味が広がりました。
が、①の淹れ方でも同じような美味しさで、
さほど差がみられませんでした。

5時間後

①は、渋味が強くなりました。②は、相変わらず
美味しく飲むことができました。

8時間後

①は、さらに渋味が増し(飲むと顔をしかめてしまうほど)、
②も渋味がでてきました。
お茶はすっかり冷めていましたが、②でしたら
まだお茶として飲むことでができます。

結論

淹れ方による美味しさの違いがそれほど顕著ではなかったですが、
熱いお湯で淹れたものは、時間が経てば経つほど苦みが増し、
水色(すいしょく・お茶の色)が赤みを帯びてきました。
水でひたひたにしてから淹れたものは、8時間後も
それほど変色せず、味も美味しく飲むことができました。
淹れ方次第で、あなたのティーライフが変わりますよ
今度は、普通蒸し煎茶と深蒸し煎茶の違いの
実験をお伝えします(*^-^*)
お楽しみに♡